天使的に☆悪魔的な
『おっと姉ちゃん!!!!この子がどうなってもいいのかい?』



男達は別のカップルを餌に俺等を脅していた。


だけどまたそのカップルが……









『……何で、里衣と諒太?』



里衣、と諒太だった。


何で餌になるのはいつも俺の知り合いばっかりなんだ!!!!



てかまるでついてない……。



『はぁ……まったく。』


と、深い溜め息をつき、



『そいつら、どうにでもしていいよ』

『『な訳ねえだろボケ』』


オオー!!!!Niceなハモり。


漫才ぐらい、いけるんじゃねえの?


『フッ……冗談に決まってんじゃん。』



と、ついに青依の顔が本気になった。



男の手首を掴み、



グルンッ!!!!



ドスッ!!!!



男を背負い投げで飛ばした。



『『『オオー!!』』』


と、まばらに聞こえる拍手。


だけどその中で、









『………まったく最近の女の子は乱暴になったもんだ。男を投げ飛ばすなんて。』


と、言う声が聞こえた。



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