天使的に☆悪魔的な
『……いつ、別れるか分かんないよ。』


『うん。』


『………浮気、するかもよ。』


『………それでもいい。』


『あんたを、利用しても?』


『いいよ。絶対本気にさせたるから。』









『………だったら、いいよ。』



自然にそう、返事をしていた。



『………マヂで?』

『うん。』

『ガチで?』

『うん。』


『ヨッシャアー!!!!!』









諒太は海に叫んでいた。


その時の諒太の顔は、








花火よりも輝いていた。


だから、今更嫌だ、なんて言えなかった。



そして、あいつはあたしを優しく抱き締めて、









そっとキスをした。




もう、この時からあたしはあんたの事、









好きだったみたい。



でも、この時あたしが断っていたら、


その先にうつる未来は、



変わってた?



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