天使的に☆悪魔的な
level 3

心意☆里衣

夏休みが終わり、久々な授業に眠気を覚えた頃、


♪~♪~

授業中、静かに携帯のメロディーが流れた。


(誰から?)


パカッと携帯を開ける。



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From:南條 智樹



>放課後、屋上に来て。

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はぃ?


なぜにあたしが行かなきゃなんない訳?


だけど、部活を引退したから暇だし……


うん!!特別に行こうか!!


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To:南條 智樹



>いいよ

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ピッと送信♪


はぁ~……これで眠れる……。


あたしは安心すると、眠りの世界へと出掛けた。


……………………………

時間と言うのは、あっという間に過ぎ、


気付けば放課後。


『里衣~!!杏達が一緒に帰ろうって!!』


『ごめん!!ちょっと用事があって……。』


『え~…。今日は諒太もいないしな……。』

『え?諒太もいないの?』


『うん。何か用事があるって。

くそ……ケーキの仇をかえそうと思ったのに。』



ある意味良かったね、諒太。



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