天使的に☆悪魔的な
あたしは、そんな幸せ?そうな人達をほっといて、屋上に繋がる階段に向かった。



階段の前には“立ち入り禁止”の看板。


周りを見渡し、ひょいとくぐる。


屋上にはあんまり鍵がついてない。



鍵は一個で、あたしは合鍵を持ってる。


なぜかって?


智樹が来れたから。



ただ、智樹がどうやって合鍵を作ったのかは分かんない。


まあ、とりまドンマイ!!


ガチャ!!!!



ギィ~……



辺りの景色は海一色だった。


そこに佇む一人の男性。


『………智樹?』


『里衣、ゴメン。わざわざ呼び出して。』



そこには優しい顔の智樹がいた。



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