天使的に☆悪魔的な
そしたら急にみんながあたしの所に集まって、



『……ん。』


青依があたしに手を貸した。


『たまには、優しい事もするんだ。』


『あたしはいつだって優しいわよ。』


そういつもの様に憎まれ口を叩くけと、



今では感謝。


あたしは、ギュッと青依の手を握った。


『さぁて!!!


本格的に行動開始よ!!


男は、バカ運び。

杏は里衣と一緒にあたしの部屋で待機。

また後から指示するから。』


『『『ラジャ!!』』』


『さぁ行くわよ!!!!』


そう言って、青依は１人、保健室まで行ってしまった。


『………もうちょっと早く助けてくれたらな…。』


『いや。あれがちょうどよかったんだよ。』


『どして？』


『男ってさ、


あんな風に決着をつけなきゃいけない時もあるんだ。

だから、里衣がもしめ助けを求めた時が一番あいつらの行動が止まった時なんだよ。』


『何だかんだ言って、一応みんなの事、考えてるんだよ。


あたしだってそれで青依に助けられたし。』



みんな、口々に言っていく。



『じゃあ、陸。こいつらを運びますか!!!!』

『おっす!!!!!』

『あたし達も帰ろう。』

『うん。』


そう言ってあたし達は屋上を後にした。


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