天使的に☆悪魔的な

反省☆陸

え~初めまして?


大野 陸です。


てか、人間って重いんだな。


俺はまだ軽い方を持ってんだけどさ、


諒弥なんか軽々持ってるし。


『諒弥って、意外と武術もイケる系な感じか?』


『一応。これでも青依と一緒に稽古してたからね。』

『あの青依とか!?』

『うん。でもいつも負けてたよ。』

ある意味、勝てたらスゲェよ。


『あ、二人とも!!!早く連れてきなさい!!!!』


と、保健室前で青依が叫んでいた。


ったく人使いが荒いっつうの。



とりあえず諒太と先輩をベッドに寝かせた。

『うん。後はあたしに任せて。』


そう言うと青依は救急箱から消毒液とガーゼを出し、


二人の怪我の治して?いった。



その時の青依の顔は、



普通の女の子だった。


< 192 / 243 >

この作品をシェア

pagetop