天使的に☆悪魔的な
でも、何かどうでもええけいいわ。


そんな言い争いをしてたら、


『……んっ……。』


諒太が起きた。


『おっ!!諒太!!お前起きたか!?』

『……ここは?』


『保健室。お前、青依の飛び蹴りで気を失ったんだよ。』



『……青依、か。』



ちょっと諒太の顔が青ざめた。


『でもいいじゃねえか。怪我の手当をしてもらったし。』


『怪我…?…イテッ!!』


そりゃ怪我した所を触ったら痛いやろ。


………で、問題は青依や。


何でそんな安らかな表情なんや?


『…嵐の前の静けさ。』


諒弥がボソッと言った。


その使い方、間違ってへん!!


すると、青依が諒太に近づき、



『……ごめん。』


素直に謝ってきた。



どどどないしたんや!!


あの青依が謝ってきたで!!
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