天使的に☆悪魔的な
……………………………
『ええな、青依は。愛されて。』
『何よ。そっちこそラブラブじゃないのよ。』
『俺は…分からへん。』
俺が杏にゾッコンなのは自覚しとんや。
杏のためやったら何でも出来る。
やけどな?杏はどう思っとんか分からへんのんや。
杏は俺の事、どう思っとんや?
ただのうっとうしい彼氏か?
それとも彼氏以下か?
分からへん。
それに感づいたんか、
『気持ちは、言葉に出さないと伝わらないわよ。』
珍しく青依が優しい口調で言うた。
『………。』
『あたしだって、言葉に出さなかったからここまで遠回りした。
でも、最終的には気持ちを言わなきゃいけないんだよ。
嫉妬だって、
不安だって、
自分の弱さだって、
……醜い過去だって、
相手に知られるのが嫌でも、
それを認め合って、初めて
“守りたい”
そんな感情が出来るんじゃない?』
『…………何か、青依がまともな人間に見えてきたわ。』
『何よ。あたしほどまともな人間はいないわよ。』
………その毒舌&暴力を直したらいいのに。
『ええな、青依は。愛されて。』
『何よ。そっちこそラブラブじゃないのよ。』
『俺は…分からへん。』
俺が杏にゾッコンなのは自覚しとんや。
杏のためやったら何でも出来る。
やけどな?杏はどう思っとんか分からへんのんや。
杏は俺の事、どう思っとんや?
ただのうっとうしい彼氏か?
それとも彼氏以下か?
分からへん。
それに感づいたんか、
『気持ちは、言葉に出さないと伝わらないわよ。』
珍しく青依が優しい口調で言うた。
『………。』
『あたしだって、言葉に出さなかったからここまで遠回りした。
でも、最終的には気持ちを言わなきゃいけないんだよ。
嫉妬だって、
不安だって、
自分の弱さだって、
……醜い過去だって、
相手に知られるのが嫌でも、
それを認め合って、初めて
“守りたい”
そんな感情が出来るんじゃない?』
『…………何か、青依がまともな人間に見えてきたわ。』
『何よ。あたしほどまともな人間はいないわよ。』
………その毒舌&暴力を直したらいいのに。