天使的に☆悪魔的な
『しょうがないわね!!あたしが分からせてあげるわ!!』


『何を?』


『あんたがどっちを好きなのかを。』


『分かったらね。』


『いや、分からせるのよ!!!!』


と、高笑いをする青依。


こいつ、いつの間にお嬢様になったんだ?



『まず第一問!!


諒太の事をどう思う?』



諒太……。


『たらしだけど、何か明るくって、一緒にいて楽しそう。

あと何かあいつの笑顔がキラキラしてるし、ドキドキする。』


『第2問、先輩は?』

『ちょっと自己中で強引だけど優しくて、


会ってたらドキドキする。やっぱ一緒にいて楽しい。』


『うーん……。どっちもどっちか……。』


『ほらね?だから困ってんのよ。』


『よし!!これで決着をつけるわよ!!


第3問!!今すぐ、どっちの顔が思い浮かぶ?』


思い浮かぶか……?









……………あ、




『…………だ。』


そうすると、


『じゃあ今日の放課後、呼び出したら?』


『うん!!』


そうしてあたしは携帯を開いた。


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