天使的に☆悪魔的な
代役☆里衣
ザァ~~……。
サラサラサラサラ……。
『また来ちゃったよ。』
つい最近、来たばかりなのにね?
横を振り向けば、
遠くに別荘が見える。
『あそこで、みんなと遊んだな。』
ばか騒ぎだったけど。
あたしは楽しかった。
だけどね?
『諒太がいなきゃ、無理だよ。』
笑顔が作れないよ。
楽しくないよ。
心が冷たくなったよ。
『温めてよ。』
前みたいな、
花火みたいな、
キラキラした笑顔で。
藍色の麻袋を見た。
人って、こんなに小さくなるんだ。
てかもう灰だけど。
『……ここでいいかな?』
あたしはこの海に、灰をばら蒔くよ。
そして、
『………あたしも行かせてね?』
諒太の所に。
行っちゃいけないって分かってんだ。
だけどこれ以上、諒太がいない世界にいたら、
『……寂しい。』
恋ってスゴいよ。
絶対、雄汰以外本気にならないって決めたのに、
こんなにも簡単に、
崩してさ?
だからあたしは、
ジャブ……
あなたの所に行きます。
サラサラサラサラ……。
『また来ちゃったよ。』
つい最近、来たばかりなのにね?
横を振り向けば、
遠くに別荘が見える。
『あそこで、みんなと遊んだな。』
ばか騒ぎだったけど。
あたしは楽しかった。
だけどね?
『諒太がいなきゃ、無理だよ。』
笑顔が作れないよ。
楽しくないよ。
心が冷たくなったよ。
『温めてよ。』
前みたいな、
花火みたいな、
キラキラした笑顔で。
藍色の麻袋を見た。
人って、こんなに小さくなるんだ。
てかもう灰だけど。
『……ここでいいかな?』
あたしはこの海に、灰をばら蒔くよ。
そして、
『………あたしも行かせてね?』
諒太の所に。
行っちゃいけないって分かってんだ。
だけどこれ以上、諒太がいない世界にいたら、
『……寂しい。』
恋ってスゴいよ。
絶対、雄汰以外本気にならないって決めたのに、
こんなにも簡単に、
崩してさ?
だからあたしは、
ジャブ……
あなたの所に行きます。