天使的に☆悪魔的な
『……里衣……里衣!!』
『ゲホッ!!ゲホッ!?』
何この息苦しさ?
ありえへん!!
『里衣!!目覚ませ!!』
『ゴホッ!!ゲホッ!!』
だんだん霞んできた視界が明るくなってきた。
『……智樹。』
『里衣!?』
あたしの目の前には、智樹がいた。
『………何で…?』
『諒弥から連絡貰ったんだよ。』
なるほどね……。
てか、
『……あたし、……』
『まったく、危うく死ぬ所だったぜ!?』
そうだよ。
あたし、死のうとしたんだ。
『……死なせてよ。』
『は?』
『諒太の所、行かなくちゃ……。』
あたしはヨロヨロと歩き出した。
しかし、
ズルッ!!
『危ない!!!!』
また、智樹の腕の中に戻ってしまう。
『里衣。これを見てくれんか?』
差し出されたのは、
一通の手紙。
そこには、
“里衣へ、
諒太より”
少し汚い字で書かれてあった。
『諒太が遺した物だから、読んでみたら?』
『………うん。』
震える指で、
あたしはそっと封筒を開けた。
『ゲホッ!!ゲホッ!?』
何この息苦しさ?
ありえへん!!
『里衣!!目覚ませ!!』
『ゴホッ!!ゲホッ!!』
だんだん霞んできた視界が明るくなってきた。
『……智樹。』
『里衣!?』
あたしの目の前には、智樹がいた。
『………何で…?』
『諒弥から連絡貰ったんだよ。』
なるほどね……。
てか、
『……あたし、……』
『まったく、危うく死ぬ所だったぜ!?』
そうだよ。
あたし、死のうとしたんだ。
『……死なせてよ。』
『は?』
『諒太の所、行かなくちゃ……。』
あたしはヨロヨロと歩き出した。
しかし、
ズルッ!!
『危ない!!!!』
また、智樹の腕の中に戻ってしまう。
『里衣。これを見てくれんか?』
差し出されたのは、
一通の手紙。
そこには、
“里衣へ、
諒太より”
少し汚い字で書かれてあった。
『諒太が遺した物だから、読んでみたら?』
『………うん。』
震える指で、
あたしはそっと封筒を開けた。