天使的に☆悪魔的な
あたしは泣いて腫らした目を拭った。




『………さあ~て!!!あたしは自販機にでも行くわ!!!』




『………青依?』




『…………泣くなら、1人の方がいいでしょ?』




だって、里衣の顔が今すぐに泣きそうだから。




あたしは静かに部屋を出た。




パタン………




その音が鳴った時、微かに鳴き声が聞こえた。




『………強がりが。』



あたしは自販機に向かって歩いて行く……









つもりだったのに。
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