天使的に☆悪魔的な
『ちょっと!?何するんですが!?』




『ダメだよ、図書室で大声を出したら。』




と、唇に指を押し付ける雨本。




完璧あんたのせいだろ!?



『だから、俺は手段を選ばないの。

欲しい物は自分の力で手に入れる。

だから今、キスをした訳。』



何よ!?自分の力で手に入れるなんて。



完璧強制でしょ!?




何で、あたしのキスをお前みたいなクズに取られなきゃいけない訳!?



ほっんとにムカつく!!!!




『とりあえず、もうキスしたからもう俺達はカレカノだけど!!俺は君が本当に好きになるまで諦めないから。』




そう言って、雨本は歩いて行った。




まったく!!!!




もしも裏の性格が出せるんなら飛び蹴りをしたい所ね!!!!




雨本 諒太。




いい度胸じゃない。




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