天使的に☆悪魔的な
すると、突然青依が真剣な顔つきをして、




『里衣、隣にあるボールを取って。』




と言い始めた。




『は?……まあいいけど。』




ポーンとボールを投げるあたし。




それを受け取った青依はボールを回しながら玄関をガン見中……。



まぢで一体何が起こる訳?




さすがにここで喋るわけも行かず、部屋の中には壁時計の音が静かに流れる。




カチッ……カチッ………




カチッ!!!!




ガチャ!!!!



『失礼し…『入ってくんな!!!!この変態!!!!』



ガン!!!!



見事、青依のボールは誰かの頭に命中!!!




『お見事!!!!』




『ふん!!!!これくらい当然だね!!!』




その口を直せばモテモテなんですが……。



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