天使的に☆悪魔的な
『でも一体誰に当たった訳?』




『まあ、見てみな。』



恐る恐る顔を覗いて見る……。




んっ!?




この顔に髪………どっかで……。




もしかして………




『雨………本?』




『ピンポンピンポ~ン♪正解♪』




何と!!!青依のボールを見事にくらったのは雨本だった。




『でも何で雨本があたし達の部屋に来るのが分かったの?しかもしっかり鍵だって掛けてあったはずなのに……。』




『コイツがうちらの部屋に来ることは窓から分かって、コイツの手に部屋の合鍵があったからボールで殴り殺そうとした訳。』




なるほど……。




その観察眼は見直すわ~……。




『でも何であたしの部屋に来たの?』




雨本はあたしを指差して、




『君を落とすため。』



と勝ち誇ったかの様に言った。




………まぢでボールで殴り殺そうか。




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