天使的に☆悪魔的な
だけど、雨本の前では表としてやり過ごさなきゃ。




『………あたしを落とすの難しいと思うけど。』




『どーして?』




『『………………。』』




どう言おうか……。




あたしと青依はちょっと迷った。




『とりあえず!!!!神聖なレディの部屋に入ってくんな!!!』




と青依が腹に蹴りを一発。




『グハッ!!!!』




と叫ぶ雨本。




これで“神聖なレディの部屋”と言えるのか?




一番、そこが疑問だった。




『で、結局真相はどうなの?』




と話しを戻してきた青依。




(せっかく忘れたと思ったのに……。)




と、心の中で舌打ち。



『えっ!?なになに!?』



『しつこい!!!!しかもさっさと部屋から出で行け!!!!』




と雨本は部屋から追い出された。



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