天使的に☆悪魔的な
『で!!!何で里衣を襲ったの?』





『こいつが雄汰の事を知ってたから。』





『雄汰?……ってあんたと瓜二つな従兄弟?』





『そう。お前も一回くらい遊んだだろう?』




『まあ……。……まさか里衣の言ってた“雄汰”と……!?』





『同一人物だよ。』




“里衣”と呼ばれた女の子は哀しげに答えた。





『………薄々と感じてたけど、本当だとは思わなかったな。』





『おい!!!俺にも説明しろよ。』





『これは軽々しく言えない事なの。だから今日の夜、あたしの部屋に来て。』




『分かった。』




『諒弥!!!!!俺たちは食い終わった……。どしたんだ、その傷?』




この状況を見ても分からんか……。




『まさか、また青依が……!?青依!!少しは手加減したら!!!』





と、お母さんっぽく注意する新田。




『元はと言えば、諒弥が悪いんだからしょうがないでしょ!?』




…………はい?




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