同居人はヤンキー君!?
‐am 7:30‐
「さて。そろそろ行くかな‥」
お父さんがコーヒーをグイっと飲み干すと、立ち上がり玄関へ向かった。
「お父さん〜お弁当!!」
私はお父さんを追い掛け、玄関でお弁当が入った紙袋を渡す。
「いつも悪いな〜!」
「何言ってんの〜お父さんは外で頑張って働いてるんだから‥お弁当くらい作らせてよね♪」
「アハハ〜。じゃ、いってくるよ!!」
お父さんは笑顔で手を振って、仕事へ出かけて行った。
「俺も、もう行くわ〜」
孝が、玄関で靴を履き出している。
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