同居人はヤンキー君!?
「「はーい‥」」
兄弟達はゾロゾロと、渋々部屋に入って行った。
湘と私も靴を脱ぎ、
荷物を持って湘の部屋へ向かう。
リビングからは‥
兄弟達が『ひゅーひゅー♪』と冷やかしている声が聞こえた。
――パタン
「ふう‥」
湘の部屋に入り、一息つくように床に座り込む。
「みんなにバレてたなんて‥全然気付かなかったよ…」
「お前は‥すぐ顔に出すからだよ」
湘も私の隣に座った。
「そ、そうかな‥?//」
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