Love Puzzle
は、はぁ!?

コイツさっきから何言ってるの!?

「え。な、なんか友達になっちゃったんだけど・・・。」

美華はビックリしながら隼人を見た。

「俺の時もこんな感じだったよ。新が俺の席の所に来て・・・・。名前聞かれて・・・。そのあと、美華みたいに観察されたんだ。で、友達になった。」

「な、なんだ。それ・・・・。」

この人って友達作る時、いつもこんななの!?

絶対変人だ!!

「後、お前も俺の友人にしてやる、相田夏美。」

「えっ。わ、私!?」

「あぁ。昨日の携帯の件でお前のこと、気に入った。」

・・・・え。なんか、私も認められたんですけど・・・・。

っつーか。

「いい加減手離してっ!!」

「あ、悪ぃ悪ぃ。」

パッと解放された頭を押さえながら、私は彼を軽く睨んだ。

そんな私に気付いるのか、いないのか、彼はパンと手を叩くとこんなことを言ってきた。

「後、お前ら・・・っつーか女子2人!」

「「はい??」」

「これから、俺のことはフルネームじゃなく別の呼び方で呼べ。」
< 24 / 41 >

この作品をシェア

pagetop