はーとちぇんじ☆
小百合が出掛けて30分、12時になったころだった。

突然ケータイが鳴った。小百合だ。


やっぱりイヤな予感がする…


「もしもし?」


『萌さぁん(泣)どうしましょう~』


「どうしたの!?」


小百合は泣きそうな声で説明を始めた。


その内容はこういうものだった。


******
彼とファミレスに入ると、綺麗な女が彼に絡んできた。
そして実はその女は彼の元カノだった。
女は彼にいきなりヨリを戻そうと言い出した。
そして彼が「ややこしい事になってしまったから、小百合は帰った方がいい」と言い、小百合は帰らざるを得なくなった。
******


話を聞いて、とりあえずあたしは小百合を家に呼んだ。


< 19 / 20 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop