はーとちぇんじ☆
「萌さ~ん♪好きです!」


いくら期待してたとはいえ、しつこいすぎる。


どうしたら元に戻るの!?



あたしは気が付いた。


こんな時こそ『はーとちぇんじ』だ。


ペンダントを握り締め、はーとちぇんじをする前の男を思い浮かべた。


「はーとちぇんじ!」



ガクッ!


再び男は崩れ落ちた。


「起きて。」

優しく声をかけ、体を揺すった。


「あっ!はーとちぇんじ成功したんですね。」


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