★王林学園★


「じゃ、また今度ね」


そう言って、両親はまた仕事に行ってしまった。


あの両親は、仕事は出来るが双子の兄達や俺に対して、非常識な部分がある。


さっきのように、腹の空かせたライオンを俺の部屋に放して、目覚ましの代わりをさせるのだ。


恐ろしい。


< 10 / 13 >

この作品をシェア

pagetop