焦れ恋オフィス
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素直な心
確かに綺麗な花嫁姿。
白無垢も色打ち掛けも似合っていて、本人もそれを自覚しているのか花嫁には似つかわしくない余裕まで感じる。
正午から始まった披露宴には、大学時代の懐かしい面々が揃ってさながら同窓会のように盛り上がっていた。
新郎の堅人も同じ大学で親しく付き合っている仲間の一人…。
卒業後、それ以前から持っていて隠していたお互いへの気持ちをおさえきれず。
最初に抱いていた俺への遠慮は、二人の想いが勝って…今に至る。