月と太陽Ⅱ




「そんな事ないわ。お父様はあなたが思っている以上にあなたを大切にしているもの」


そう言うと姉はとても優しく微笑んだ。


笑うと口角が上がり、とても優しそうになる。


サスティンはそんな姉の笑った顔が大好きだった。


そしてサスティンはコクっとうなづいた。
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