月と太陽Ⅱ
第一夜、四人の旅
街を出てから一日が経った。
それまでにお互い今まであった事などを話した。
レオルは仕事上、街を出る事がありサスティンと同じく地理には詳しかった。
そのため道案内はレオルにしてもらう事になった。
街周辺に関してはレオルの方がサスティンより詳しかったからだ。
レオルの適切な案内の下、エセルたちはどんどん歩みを進めていった。
「今どの辺りなの?」
ふいにエセルがレオルに聞いた。
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第一夜、四人の旅