それ行け!演劇クラブ
こちらからのリスタート、一気に行くぞ!
「分身の術!」
分身を出しブロックを華麗にくぐり抜ける才太。そして三波へパス。そしてシュートと見せかけ再び才太へセンタリング。うん、才太はノーマークだ、行けるぜ!!
才太渾身の ボレーシュート!
「カウンターストライクっ!!」
守の鉄拳がボレーシュートをビックリ!私目掛けてパンチングしてきた。上等、止めてやんよ。
「相田、上がれ!」
修也と壁五郎が上がった。これはイナズマ落しするつもりか!そう、これは跳ね返しと見せかけたパスだったのだ。
ジャンプする壁五郎を踏み台にジャンプし超キックをゴールに見舞う修也、私にイナズマ落しは止められるのか!?げんおうこと帝国の源田幸次郎なら簡単に止められるけど私だとどうかしら?やってやるわ。
「高さから考えたら旋風では取れそーにないわね。だったら・・・、来れ機巧巨神黒鐡明王!!」
2度も連続で呼び出すのはキツいけどやるっきゃないよね。
「ふぅ・・・ギリ間に合ったぁ~。」
「ちょっ杏香大丈夫?連続としてかかなり体力が消費してんじゃない。」
「まぁ・・・そーなんだけどさ、ここまで来たら負けたくないし。」
私はそれを言うや清士郎にボールを託した。
清士郎から才太へ託されたボール勢いよく蹴り上げその間に咲月の分身の術。
咲月の3人の分身(+オリジナル咲月)のシュート分身シュートが守を襲う!
「ゴッドハンド!」
バン!
チイッ!分身シュートがゴッドハンドにやられたか!!
「弥宵!ボールは誰に行きそう?」
「少林の可能性が高いわね。アイツから東郷か柳海にってとこね。」
「O.K.じゃ弥宵奪える?そのボール。」
「当たり前だのビスケット☆彡まかしといて」
そういうと彼女は高速で夕寺に届いたボールを奪い上がった。
「ちょっ弥宵!私にシュートして!!」
弥宵はビックリしただろう。だって味方のキーパーにシュートだもん。
けど、強烈なシュートをしてくれた。
「黒鐡明王現界限界時間はあと一分・・・。ギりイケるかな。小冬浬!智風の踏み台になって!甚!真一!小冬浬の15歩先で2人で踏み台!智風は3人を踏み台にスーパージャンプ!」
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