私の王子様っ☆
「私・・・
泰紀のこと誤解してたかも?」
「え?俺のこと??」
「う、うん。
もっとおこちゃまかなあって思ったらさ
案外、大人らしいとこあるじゃんって
思ってさ」
「おこちゃまって・・・
俺だって高1だぜ?
謝るぐらいできるさ」
「そうだよねー」
私はつい笑ってしまった
「おっおまえ何笑ってんだよ~」
「え?だって泰紀が力説してるから
おもしろくって・・・っ」
「はー?」
「ほらほら~
もう練習いきなって
先輩に怒られちゃうよ?」
「そっそれもそうだなっ
じゃあ、俺いくわ」
「うん!!」
そういって泰紀は
保健室のドアを開けた
もっと話してたいなあ・・・
私が寂しく思ってたら