私の王子様っ☆



私は屋上を飛びだした






はやくっ




はやく・・・










「はあ・・・はあ・・・」







「あれっきょん!!
 どうしたの??」




「私・・・
 やっぱりこの思い伝える」


「・・・そっか
 きょんなら大丈夫だよ
 泰紀君なら今そこにいるよ」




「うっうん・・・」







グラウンドの端のほうを見ると




泰紀が
ベンチに座っていた


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