私の王子様っ☆

「泰紀はいいやつだよ
　俺も保証する！！」




「だから、
　はやく思い伝えなよ？」

「え･･･でも･･･」




「俺のことは忘れてさー
　あ、でも友達ではいてほしいかな♪」



池田先輩･･･



「泰紀最近モテはじめてるし
　はやくしないと
　誰かにとられちゃうよ～？」


「えっ！そうなんですか？！」


「フフ、慌ててる姿も可愛いっ
　やっぱ俺にしとかない？？」


「え、いやそれは･･･その･･･」


「冗談だよっ
　はやくっ！！行きなっ！！」



「ほんと･･･
　ほんとうにすいませんでしたあっ」





私はその場を早く離れたかった





なぜかっていうと













私の顔がぐじゃぐじゃに
濡れていたからなんだ