私の王子様っ☆



「たったいき?!
 どうしてここに・・・」





「おまえの変な告白を
 聞いてやってきた」





「へっ変って!!
 ・・・たしかに変・・・だけど」



「浅川は池田先輩と
 てっきりくっついたのかと思ってた」


「ちっちがうよ。
 私、前から・・・・
 泰紀のことが好きだったから」



やっと言えた


この言葉。




「俺も。大好きだよ」








「嬉しい。」


泰紀は私を背中からじゃなく
前から抱きしめようとした




「あ、まって・・・
 私顔ぐじゃぐじゃなの・・・」

「なんで?」


「さっき泣いちゃったから・・・」

「いいよ。別に」




「ダメだよっ
 こんな顔泰紀にみせられない」



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