もしも願いが叶うなら.


「えー!!
あたしも手話出来るの!!」


由依はほんのり顔を赤くしながら
王子に喋りかける。


「そうなんだ。」


ニコッと笑う王子は
爽やかでかっこよくて…


輝いていた。



〈キミ、名前は?〉


王子がゆっくりと手を動かした。


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