あたしと僕
いやよくないよ!
坂口様がよくてもあたしはダメよ!

「君さ、顔はいいんだからもうちょっと大人しく出来ないの?」
さっきの言葉撤回!!
この方いや、コイツは腹黒い王子だ!!
「そんな事よりあたし、職員室に行きたいんですけど、教えてくれますか?」
「チッ…仕方ないなぁ…そこの角を曲がって直ぐの所…」
坂口の体が離れる
チッ?
舌打ちしやがったよ!
「ありがとうございます!でわ!!!」

麻美が歩こうとしたら腕を捕まれ、坂口が耳元で囁いた

「次は無いと思いなよ?」
そう言って去って行った……
一体何がしたかったんだと麻美は思った…

「……あっ職員室!!!急がないと!!」
麻美は急いで職員室に向かった
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