3つ感情をなくした彼女〜左耳にピアスの穴




十年ぶりの母親との再会。


決して満足いく結果ではないけど



一歩前に進んだ気がした。


美雪が天井を見上げた時、しゃがんでいた俺の腕に冷たい一粒の雫が滴り落ちた


ように感じたけど……
足が痛くて分からなかったかな。



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