3つ感情をなくした彼女〜左耳にピアスの穴




レッカレッド『あの……あの』



レッカブルー『さあ来やがれ、成敗してやる』



レッカレッド『あの……ブルーくん、ねえ』



少女A『助けてーレッカブルー!』



怪人チデジン『くっ……簡単にいくと思うなよ』



レッカレッド『あのだから……』



先程から察するにヒーローでは大概リーダーの器であるレッドが前進に出ているブルーの肩をちょんちょんと小突く。その顔は何処か青白い。



レッカブルー『ええい、やかましいな。レッド何の用だ』



レッカレッド『何の用ってレッカレンジャーのリーダーって俺じゃないの?レッドって主役だよね?ミロクはブルーだからサポート役じゃん』



レッカブルー『本名言うなァ!恭介てめーがバイト手伝ってくれって懇願するから協力してんだろっ』



レッカレッド『あ、すいません』



レッカレッド改め恭介くんはキャップで顔を隠し照れ隠しポッ。



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