白衣越しの体温
「わー…!弥島先生があの三人捕獲してきた!」
「は?」
ざわざわとクラスがどよめきだす。
あぁ、そうか。
「お前達が授業にでるのが相当、珍しいんだなぁ」
はははは
「ま、まぁまぁ。落ち着いて」
「顔が般若のようやで!」
「お前そいこと笑顔でいうなよな、」
まぁ、これからは少なくとも俺の授業はでるわけだから…
いいとしようと思った俺が馬鹿だった。
「堂々と教科書も出さずに寝るなぁ!!」
「重いし。」
「使わんから。」
「どっかいった。」
俺の苦労は絶えそうにない。