白衣越しの体温
「そ、それよりだ!!慧!」
危うく目的を忘れるところだった…。
「どうした。孝明。」
なんのことだ?と言わんばかりにしれっと答える慧。
まったくこいつは!
「どうしたじゃない!な、…なんなんだよ、これ!///////お、お前だろ?!」
「これってなんだ?」
凄くいい笑顔でした。
「おまっ///く、口に出せないことを解っていてっ!!ま、まさかだが///く、九鬼島は関与してないだろうな?」
「は?…なにも知りません。なにが書かれてたんですか?自分もまだみてな「いい!見なくていい!!///」いや、そういわれると余計…」
「いーんだよ。お前は。」
『俺が面白かったから』
「「……」」
「いや、こうなったらなんとしてでも見ます。ははは!メールって送信履歴が残るんですよぉぉお!!!ご存知ですか!」
ぴ、ぴ、ぴ、ぴ……
九鬼島の顔がみるみる蒼白になっていくのがわかった。
「ご存知だが?」
「くっ…自分も最近知ったのにっ…新人類?!」
「常識だろ…。お前俺のことなめてるだろ。」
なんてことだ。俺でも知ってるのに。本当に女子高生なのかこいつ…
今更ながらに疑わしいと思った俺だった。
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