白衣越しの体温
おまけ
「兄者。」
「なっなんだそれ…。やめろ」
「学校以外なら兄になってくれるんじゃないんですか。」
「なんだ孝明。そんなこと言ったのか。まさかそんな趣味まであったとは…」
「違うわッ!!」
「何言ってんですか。霧島先生もですよ。兄さん。」
「……なんかいいな。 俺一人っ子だし。」
「慧…。というか、何故俺は兄者なんだ…。」
「だって呼びわけないと。お兄ちゃんと迷ったんですけど、さすがに自分がそれはねぇなと。まぁ、忍者ですから。ちょうどいいじゃないですか。」
満足気に笑う九鬼島に言いたいことがある。
何時からお前は忍者になった!そしてその兄的な位置にいる俺も忍者なのか?!
違う!俺は教師だッ!!(必死)
お兄ちゃんでいいじゃねぇかぁぁぁぁ!!!
本当に~完~