白衣越しの体温



「コーヒー…冷めちゃいましたね。」


はぁ…とため息をつきながら表情を何時もの倍暗くする。

「大丈夫か?お前具合でも悪いんじゃないか?」



孝明がそういうと九鬼島は


「なんか疲労?のほうかもしれないです。」

とこたえた。




「お悩み相談が原因か。自分が悩んでたらもともこもないな…。」



「いや、相談をうけるのはかまわないのですが…休み時間が、潰れちゃう…のですよ。」



"先生達と…話す時間が、減ってしまった"



ガスッ


なんだ?久々の乙女ちっくモードなのか?!
それとも本音か…

どちらにしろなんなんだ!この愛らしさはっ
孝明もなんか俯いてるし…

思わず壁を殴ってしまって手が痛い。













九鬼島の言葉を聞いて俺は座っていた体を折りたたんで下をむいた。




なんなんだこの小動物は。うさぎさんかっ。淋しいとしんじゃうのか?!

慧、お前の気持ちがてにとるようにわかる。
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