甘々ちょこれーと 〔短〕

そして…
『いちについてヨーイ…』
バーン。


ピストルの音が鳴り響く。私は怖くて目を閉じてしまった。


目を開けた時は涼くんが、誰よりも早く、1番最初にゴールに入っていく瞬間だった。

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