【BL】男子校にいらっしゃーい☆


強く抱きしめられた腕から逃れようともがき、キスを中断させ、反論しようと口を開く。


「んんっ!?」


だが、俺の努力は徒労に終わった。



開いた口に、暖かくてぬるっとしたものが入ってくる。


口を閉じようとももう遅い。


それは巧みに俺の口内を犯す。



やべ、思考回路停止する……。


「っ、はぁ。」


唇をはずされ、俺は酸素を取り入れた。


会長は怪しげに微笑んだ。


「勉強、頑張ってくれたまえ。」








< 31 / 52 >

この作品をシェア

pagetop