レベルの高い恋

その日の英語の時間。

英語の時間はみんな自由だった。
先生からかったり喋ったり。


『…Zzz』

『萌花、またこいつ寝てる…』

「いーじゃん♪ほっとき♪♪」

和也はしょっちゅう寝てた。
まあ関係ないんだけど。


あたしは珍しくその日はノートを
移しててペンを何色が使ってた。
そのとき端っこにおいてたペンに
軽く当たっちゃって落ちて左に転がった。


落ちた場所は健の机の下。
そのときあたしは落ちたことに
気付いてなかった。


『…ん。』


「あ、ごめん」


健がペンを拾ってくれたから
あたしは手を差し出した。


とろうとした瞬間にあたしの手も
一緒に少し掴んでたからドキッてなった。
しかも捕ろうとしても離さない。


「はやくっ!」

『ははっ
とって上げてんからお礼やろ』

「どーも…」

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