レベルの高い恋
あたしが健にドキッてなったのは
夏に入った瞬間。
それからも良く健に対して
ドキッてなることはあった。
そして席替えのときがきた。
あたし自身したくなかった…
だって4人で話す機会が減るから。
「萌花~もう4人で話せないね」
『…うん。なんか寂しいー』
えっちゃんも同じ気持ちだった。
席替えの日。
先生がみんなの名前を呼んでいく。
まずは男子から…
「4番○○~5番○○~」
そして和也も健も呼ばれた。
2人の席は遠かった。
女子にはいる。
(…やばい。緊張する)
あたしは本当に緊張してた。
女子の名前が呼ばれるとき
健の隣がすっごい気になった。