Twins*Love-私達は双子-
そして数分後。
「みんな、リビングに来て!
お昼ごはんできたよ」
築島クンが部屋に戻ってきた。
「わーい!晴都クンの手料理だぁ♪」
「晴都は料理、うまいからなぁ~」
美月と啓太サンは颯爽と
部屋からいなくなった。
「璃亜、亜樹良のこと起こしてもらって良い?」
「うん」
そして築島クンも部屋を出ていった。
私は寝ている亜樹良の顔を覗き込んだ。
「・・・・ひねくれ王子」
私はボソッと言った。
「誰がひねくれだって?」
どこからか声が聞こえた。