思い出になるまえに

そういうと彼は

時間だから…

といって

図書室から出て行ってしまった。


そのあともずーっと彼のことが

気になって気になってしょうがなかった。

彼の顔もわからない。

名前だって

年だって

けど、そんなあなたに会いたいと思ったんだ。

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