砂嵐のいたずら~眠れない夜~
久しぶりにマナとベッドを共にする。
どれだけ我慢してきたことか…
『日本から帰ってきて1週間一睡もできなかったの…
不眠症かな?明日、病院に行って来ようかな…?』
不安そうに言うマナだったけれど、
マナの頬に手を当てると、
「大丈夫、俺が帰って来たから…でも、今夜は寝かさないから…」
そう言うと、マナの唇にそっと口づけ、抱きしめた。
『こうしてチャールズに抱きしめて欲しかったの。私、とても幸せ…』
マナの潤んだ瞳は俺の征服欲をかき立てていく。
マナを横たえ、貪るようなキスを交わす。
ベッドルームではキスの音とふたりの吐息だけが聞こえた。
ん!?
マナが俺の首に腕を回す力がいつもより弱い。
いつもなら、しがみついてくるのに…