カレカノ


それから昼になり、自分のお弁当を持ちそわそわしているのは柚葉。



「じゃぁ♪あたし朱希君のトコに行くね」



「うん!あ…頑張るね」



「うん!また話聞かせてね!」



足取り軽く愛子は教室から出て行ってしまった。



廊下を見ると慶太君がこっちに向かって来ているのが見えた。



自分も廊下に向かい、慶太君を待つ。


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