カレカノ
「いってぇ…なんだよ…誰…だよ…!?あ…」
「柚葉?!」
無様な格好であたしを背中越しに見上げた朱希。
「何だよっ!何でいきなり蹴るんだよ!!馬鹿!」
「あぁ?あんた…言ったはずよね?あたしの友達泣かせたら…」
…―○○をフランクフルトにして食わせるからね?!
朱希は顔から血の気が引いて股関を護るように屈んだ。
「覚悟は出来てるんでしょうね?朱希…」
パキッパキッと指を鳴らし更に怒りを露にした。