カレカノ
「なぁ…」
「ん?なに?」
「愛子ちゃんに告るの…もう少しだけ様子見る…焦っても仕方ねぇし」
「…そうなんだ…忙しいね?告白するだのしないだの」
「…うっさいプリン馬鹿」
「はぁ?嬉しそうにプリン食べてたのはあんたでしょ??!!どっちかっつーとプリン馬鹿はあんたよ!!!!」
ちょっといい感じになってた2人だったのに…
「馬鹿!」
「プリンッ!!馬鹿!!」
「は?なに?プリンなの?馬鹿なの?ハッキリしろ」
「ムカつくーッ!!!!」
そんな2人を見ておばさんがゆる〜い一言。
「プリン馬鹿ってなぁに?」
「……」
「……ババァ」
ボソッと朱希が呟いた言葉に笑顔のままおばさんの鉄拳が飛んだ。
とにもかくにも2人の恋はどうなるのか…
どうして朱希は愛子に思いを伝えるのをやめたのか…
朱希の告白の延長に何故かホッとした柚葉がいた。