カレカノ


学校が終わり、明日のお弁当のおかずをスーパーに買いに行こうとした柚葉に朱希が気付き引き止めた。



「どこ行くんだよ??」



あんたにいちいち、言わなきゃいけませんか??と言い返しそうになってけれど今日の事を思い返し言い返さずに素直に答える。



「スーパー??なに??おつかいでも頼まれたのか??一人で行ける?初めてのおつかい頑張ってね???」




「はいはい…頑張りますー!!さてと…お弁当のおかずって何がいいのかなぁ…」




「お弁当って明日は学校休みだぞ??」




「分かってるわよ!!!慶太君とピクニックに行くからお弁当作らなきゃいけないのよ!!邪魔しないでよ!!!もうっ!!!!」





自転車にまたがり、走りだそうとしたのに重くて進まない。





「…なに?」





こんな事だろうと思ったけど…振り向くと朱希が後ろに座っている。





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